未来社会デザインハブ

未来社会デザインハブ

未来社会デザインハブとは?

未来社会デザインハブは2020年–2022年に運営されました。その活動を発展・深化させるために未来共生デザインラボを2023年4月に設置しました。

未来共生デザインラボとは?

知の創出センターは、企業・自治体・市民等、多様な社会的アクターとの連携・交流を通じた社会的価値の創出およびその活動を通じた人材育成を支援しています。 この役割を担うべく2020年11月に設置されたのが、未来社会デザインハブです。 同ハブでは、すでにいくつかの企業連携プログラムが始動しています。 2022年度からは、産学連携による社会的価値の創出を目的とした公募プログラム「未来社会デザインプログラム」が開始されます。

未来社会ハブは、数理連携ユニット、人文社会科学連携ユニット、社会共創ユニットの3つのユニットに分かれ、さまざまな活動を行っています。

数理連携ユニット

数理連携ユニットでは、数理科学に基づいた国際的かつ分野横断的な産学連携を進めています。 日本とアメリカの学生たちが仙台に集まり、数理科学を活用して企業から提示された課題の解決を考えるg-RIPSをはじめとして、 企業と協力して数理科学を活用した社会的課題の解決を目指す活動を展開するとともに、グローバルかつ創造的な人材を育成することも目指しています。 また、産業技術者のための数理科学講座も開催する予定です。

リーダー

水藤 寛 (東北大学材料科学高等研究所)


メンバー

安東 弘泰 (東北大学材料科学高等研究所)

Specially Appointed Member

Christian Ratsch (カリフォルニア大学ロサンゼルス校)



人文社会科学連携ユニット

人文社会科学連携ユニットでは、科学技術社会論や倫理学などの人文社会科学の視点を生かし、企業や市民とも連携しながら、 科学技術のよりよい未来を構想し、新たな価値を創出することを目指しています。 特に、市民カフェ・哲学カフェの開催をつうじて市民の皆様の声にも耳を傾けつつ、 ELSI(Ethical, Legal, Social Issues: 倫理的・法的・社会的課題)を特定し、社会的課題を解決するための方法を考えます。

リーダー

直江 清隆 (東北大学大学院文学研究科)


メンバー

高浦 康有 (東北大学大学院経済学研究科)

山内 保典 (東北大学高度教養教育・学生支援機構)


特任教授 (客員)

岩沢 宏和 (日本アクチュアリー会 正会員 / 東北大学知の創出センター)

河島 鉄郎 (アクサ生命保険株式会社 / 東北大学知の創出センター)

前田 吉昭 (東北大学知の創出センター)

山内 恒人 (日本アクチュアリー会 正会員 / 東北大学知の創出センター)

山口 光行 (東京エレクトロン株式会社サステナビリティ統括部 / 東北大学知の創出センター)


特任准教授 (客員)

森嶋 雅人 (東京エレクトロン株式会社 / 東北大学知の創出センター)



社会共創ユニット

社会共創ユニットでは、Society 5.0構想を見据えた未来社会デザインを目指しています。 オープンイノベーションによる産学協働プログラムを実施するなど、さまざまな企業と連携し、 サイバー空間とフィジカル空間の融合的活用による社会的課題の解決に取り組みます。 さらに、自治体とも連携しており、仙台市が東北大学と協働して提案しているスーパーシティ構想を支援しています。