2018年7月29日
東北大学知のフォーラム5周年記念特別講演会「Genome Editing」を開催しました
2018年7月29日 (日) に、知のフォーラム5周年記念事業の1つとして、医学生命科学研究に革命的な変化を起こしたゲノム編集に関する国際シンポジウムが東北大学百周年記念会館 (川内萩ホール) において開催されました。
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開会あいさつ
東北大学 大野 英男 総長 -
司会
東北大学 大隅 典子 副学長
ゲノム編集技術の鍵となった、後にCRISPRと名付けられるDNA塩基配列を発見した九州大学の石野良純教授、RNA生物学分野における国際的な研究者である東京大学の塩見美喜子教授に加え、本学生命科学研究科の杉本亜砂子教授、医学系研究科の守田匡伸博士による講演の後、ポスター発表を行う本学若手研究者によるフラッシュトーク、さらに基調講演としてカリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ教授にご登壇頂きました。
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ジェニファー・ダウドナ 先生
(カリフォルニア大学バークレー校 教授) -
石野 良純 先生
(九州大学 農学研究院 教授)
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塩見 美喜子 先生
(東京大学大学院 理学系研究科 教授) -
杉本 亜砂子 先生
(東北大学 大学院 生命科学研究科 教授)
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守田 匡伸 先生
(東北大学医学系研究科 助教) -
ポスターセッションの様子
多数の留学生を含め、参加者は200名弱にのぼり、どの講演にも多数の質問が為されました。また、ポスターセッションではダウドナ先生をはじめ、講師の先生方と若手研究者の交流の機会を得ることができました。
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握手を交わすダウドナ先生と石野先生
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講演者の先生方
ダウドナ先生と石野先生は、互いに論文で名前は知っていたものの、今回のイベントで初めて対面されることになりました。そのような意味でも、本学が貴重な機会を提供できたものと思います。たくさんのご来場、有難うございました。