「地方創生・ノーマライゼーションとデジタル技術の調和」
ワークショップ
[更新日] 2024.12.26
研究発表「賢いだけじゃダメですか? NFTを活用した地方創生」
概要 | 2024年12月21日午後、愛知学院大学名城公園キャンパスにて、第3回そばくり博覧会 最終発表会が開催され、東北大学経済学部高浦ゼミの3年生チームが社会実装プロジェクトの成果発表を行いました。 本イベントは、全国の大学の経営学系のゼミ等を対象に「ソーシャル・アントレプレナーシップを発揮した社会的価値創造型協働」の発掘調査や創造に取り組んだ成果を、学生たちが発表するというものです。 東北大学チームは「NFTを活用した地方創生」をテーマに、山形県西川町の事例をもとに、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)技術を用いたデジタル住民票発行やカードゲーム作成を通じて交流人口増加につなげようとする自治体の取り組みを調査し、NFTを核とした自治体間連携を深めるアイデアなど、技術のさらなる発展の可能性について提言を行いました。 |
日時 | 2024年12月21日(土) 12:00~17:15 |
会場 | 愛知学院大学 名城公園キャンパス AGALS タワー 10階 AGALSホール |
研究発表「障害者就労から考える“DE&I”:福祉からの脱却」
概要 | 2024年12月14日に南山大学で開催された第14回CSR構想インターゼミナールで、東北大学経済学部高浦ゼミの4年生チームが社会実装プロジェクトの成果発表を行いました。 「Diversity, Equity & Inclusion(多様性・衡平・包摂):多様な個性を活かしたCSR」をテーマとする今回の発表会で、東北大学チームは、ソーシャルファーム大崎と障害者支援事業所アスノバのケーススタディの結果を報告し、提言をしました。 発表では、政府、企業及び障碍者個人の立場から、障碍者就労支援政策の現状を反省しました。支援金に対する依存により、政府は負担が大きく、企業は利益にならず、障碍者個人の自立も実現できていない、という持続困難な現状から脱却するためには、障碍者一般就労支援ジョイントベンチャーを構想しました。 ジョイントベンチャーは障害者を雇用している事業所と大企業や公的機関のかけ橋をする役割を果たします。事業所で就労している障碍者を大企業へインターンシップ形式で派遣してスキルアップすることによって、障碍者個人の精神的かつ経済的自立、企業の売り上げ向上及び政府の負担軽減を目指します。 |
日時 | 2024年12月14日(土) 10:00~18:00 |
会場 | 南山大学 Q棟 3階 Q314 |
過疎地のサステナビリティ―地域創生という課題
概要 | 東北大生が山形県西川町のコワーキング施設「トラス」を訪問し、西川町役場かせぐ課の横川様から、地域イノベーション創出拠点として位置づけられる同施設のご案内と同町のNFT事業の概要についてご説明を受け、意見を交わしました。 学生たちは、過疎の中山間地域の地方創生のため、インフラや交通の整備、人口を増やすための取り組みが必要であるなど、色々アイデアを出しました。 |
日時 | 2024年9月30日(月) 13:00~15:00 |
会場 | にしかわイノベーションハブ TRAS(トラス) |
障害者のサスティナブルライブを目指して
概要 | 東北大生たちが障害者を積極的に雇っている社会福祉法人チャレンジドらいふが運営するソーシャルファーム大崎と障害者支援事業所アスノバで視察調査を実施しました。 障害者の就労実態を目の当たりにし、健常者との業務上の関わり合いを確認しました。 また、障害者雇用における課題について考え、提言を行いました。公費削減による支援中断の懸念、障害者の特性に適した支援が必要などの課題が考えつかれ、AI導入によって障害者に合う作業マニュアルの作成などの提案があげられました。 |
日時 | 2024年9月17日(火) 11:00~12:00、14:30~15:30 |
会場 | ソーシャルファーム大崎、アスノバ(障害者就労支援事業所) |