未来社会デザインハブ

東北大学知の創出センター×アクサ協働プログラム
「デジタル社会における保険イノベーション」キックオフシンポジウム (オンライン)

開催概要

日時

2021年9月14日(火) 13:00 – 15:35

会場

オンライン:(Zoom Webinar)

参加登録

· 参加費:無料 (登録制)
· 定員:300名
· 申込締切:
2021年9月10日(金) 10:00
2021年9月13日(月) 15:00 ご好評につき申込締切を延長いたしました。

参加申込は締め切りました。お申し込みありがとうございました。

講義概要

基調講演 1「インシュアテックが保険に与える影響:保険の理論から考える」
米山 高生 (東京経済大学 / 一橋大学名誉教授)

ICT技術の発展が保険業に与える影響が大きくなっている。 保険実務に焦点を絞って考えても、伝統的な保険商品自体に大きな変化をもらしているといえる。 講演では、インシュアテックが保険市場に与える影響を、保険の理論の立場から検討する。 これによって、インシュアテックが保険にもたらす本質的な影響を探り、またインシュアテックが保険市場の効率性の実現する道筋について明らかにしたい。


基調講演 2「ペイヤーからパートナーへ~保険ビジネスモデルの変革~」
松田 貴夫 (アクサ生命保険株式会社 取締役 専務執行役員 / 日本アクチュアリー会 正会員)

相互扶助の精神から始まった保険事業は、事故率や疾病率等のデータを活用し、リスク評価を基盤としたビジネスモデルを確立。デジタル社会の変革が進み、 データ量やデータの種類が爆発的に増加する中、保険業界においても新たなデータを基にリスクを検証できる機会が格段に増えた。 データがどのように社会的課題の解決に資する保険のビジネスモデルの変革に関わっていくのか、データからどのような新しい保険のソリューションやビジネスチャンスが広がるのか、 そして既存の保険ビジネスを超えていくお客さまとの新たな関係性について、世界で事業展開するアクサの事例も交えて、 より良い未来をつくる保険ビジネスのトランスフォーメーションについて展望する。


特別講演 1「コホート・バイオバンクのデータによる未来型医療への取組」
荻島 創一 (東北大学 東北メディカル・メガバンク機構)

国内外でコホート・バイオバンクの大規模なデータによる未来型医療の取り組みが進んでいる。
東北メディカル・メガバンク計画をはじめとした国内外の動向を紹介し、データ x AIによる未来型医療への取り組みについて展望する。


特別講演 2「社会経済のデータサイエンス」
照井 伸彦 (東北大学大学院 経済学研究科)

社会経済におけるデータサイエンスの役割と影響について概観する。

プログラム

13:00 – 13:10
開会挨拶
安渕 聖司 (アクサ生命保険株式会社 代表取締役社長兼CEO)
13:10 – 13:40
基調講演 1「インシュアテックが保険に与える影響:保険の理論から考える」  Slides
米山 高生 (東京経済大学 / 一橋大学名誉教授)
13:40 – 14:10
基調講演 2「ペイヤーからパートナーへ~保険ビジネスモデルの変革~」  Slides
松田 貴夫 (アクサ生命保険株式会社 取締役 専務執行役員 / 日本アクチュアリー会 正会員)
14:10 – 14:15
休憩
14:15 – 14:35
特別講演 1「コホート・バイオバンクのデータによる未来型医療への取組」  Slides
荻島 創一 (東北大学 東北メディカル・メガバンク機構)
14:35 – 14:55
特別講演 2「社会経済のデータサイエンス」 Slides
照井 伸彦 (東北大学大学院 経済学研究科)
14:55 – 15:30
パネル討論「デジタル社会と保険イノベーション」
ファシリテーター:
山内 恒人 (東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター / 日本アクチュアリー会 正会員)

パネラー:
岩沢 宏和 (東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター / 日本アクチュアリー会 正会員)
河島 鉄郎 (アクサ生命保険株式会社 執行役員商品開発本部長 / 日本アクチュアリー会 正会員)

15:30 – 15:35
閉会挨拶
小谷 元子 (東北大学理事・副学長 (研究担当) / 東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター長)

ポスター

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協力機関

お問い合わせ先

東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター (担当:古賀、前田)
Email: tfc_webinar2★grp.tohoku.ac.jp【★を@に変更してください】