2016年3月22日 「科学技術の地産・地消」ワークショップ

「【Arduinoの実践活用】Bluetoothによる無線通信の実践」講座に参加しました

  • 増保さんの画像

    Bluetoothついて説明する講師の増保さん

  • ArduinoとBluetoothモジュールの画像

    使用したArduino(青色)と
    Bluetoothモジュール(白色のボード上)

  • 参加者の画像

    講師から指導を受ける参加者

 「【Arduinoで簡単データ取得】照度センサ編」講座(主催:特定非営利活動法人natural scienceと東北大学)が3月22日、東北大学片平キャンパスの知の館(TOKYO ELECTERON House of Creativity)で開催され、大学生から社会人までの幅広い層が参加しました。

 このワークショップは「アイディアを形に」をコンセプトに、技術やノウハウ等の地域資源を共有化しながら、知的好奇心がもたらす成長の連鎖を生み出すことを目的として行われたものです。今回はArduinoの実践活用として、Bluetoothを使用してArduinoとの無線通信を体験する講座が開催されました。

 はじめに、講師の増保純平さん(東北大学工学部情報知能システム総合学科)が使用するBluetoothモジュールや温度センサついて説明を行い、参加者が実際に手を動かして回路を作成しました。その後、パソコンとArduino間、Arduinoとスマートフォン間で無線通信ができることを確認し、パソコン上でAndroid Studioというアプリ開発に用いられるソフトの設定を行いました。最後は、スマートフォンとArduino間でBluetoothを利用し温度データの表示ができるアプリの開発を行いました。

 参加した学生は「無線通信は難しいものだと思っていたが、説明が丁寧で簡単に取り組むことができた」とその手軽さを実感していました。講師の増保さんは「大学で学んだBluetoothの知識を他の人にもシェアしていきたい」と意欲的に語っていました。