2021年6月12日

仙台市×東北大学 スーパーシティ構想シンポジウム -キャンパスから未来都市が拡がる-を開催しました

 2021年6月12日(土)、仙台市と東北大学による「仙台市×東北大学 スーパーシティ構想シンポジウム -キャンパスから未来都市が拡がる-」がオンラインで開催されました。

 仙台市は東北大学との協働で、スーパーシティ構想を提案しています。東北大学キャンパスの区域を未来都市ショーケースとして設定し、多様な人材が自由な発想をもって社会変革に挑戦する場を創ることが目的です。学生、国籍・文化の異なる多様な留学生、知識集約型社会を担う高度専門家、産業領域からのイノベーション人材、さらには、大学の各種アセットを利用する市民や社会起業家などが、仮想市民としてデジタルを介してつながるプラットフォームを提供していきます。

 この構想について、皆様とともに考える機会を持つために、このシンポジウムを開催しました。

 シンポジウムでは、郡和子・仙台市長と大野英男・東北大学総長からの開催挨拶のあと、片山さつき・参議院議員(元内閣府特命担当大臣)による基調講演、郡市長、リードアーキテクトの青木孝文・東北大学理事・副学長(企画戦略総括担当)、アーキテクトの藤原洋・株式会社ブロードバンドタワー代表取締役会長兼社長CEO、渡邊享子・株式会社巻組代表取締役、KEENI Glenn Mansfield・株式会社サイバー・ソリューションズ代表取締役社長による本スーパーシティ構想の発表が行われました。

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    会場の様子

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    配信の様子

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    配信の様子

 また、大山健太郎・アイリスオーヤマ株式会社代表取締役会長と岡信愼一・東北電力株式会社取締役副社長からの本構想に対する応援メッセージの紹介が行われました。

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    大山 健太郎
    アイリスオーヤマ株式会社代表取締役会長

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    岡信 愼一
    東北電力株式会社取締役副社長

 最後に、榊原進・特定非営利活動法人都市デザインワークス代表理事をモデレーターとして、郡市長、片山参議院議員、大野総長、青木リードアーキテクト、藤原アーキテクトによるパネルディスカッションが開催されました。

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    榊原 進
    特定非営利活動法人都市デザインワークス代表理事

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    パネルディスカッションの様子

基調講演及びパネルディスカッションに参加いただいた片山さつき参議院議員からは、スーパーシティ構想の発案者として、変容を促そうという国からの強いメッセージのほか、仙台市と東北大学の構想に対して強く期待するコメントを頂戴しました。最後に、郡市長から、市民とともにスーパーシティ構想を実現する決意を伝えていただきました。

724名の参加登録があり、本講演に対する関心の高さを伺い知ることができました。仙台市が進めるスーパーシティ構想について、片山さつき参議院議員、郡市長、アーキテクトの方々からのお話しやパネルディスカッションを通して、多くの参加者の方々に有意義な場となったのではないかと思います。たくさんのご参加、ありがとうございました。