2023年12月13日

「サイエンスカフェ:海洋・気候調査の新技術」を開催しました

2023年12月13日に「サイエンスカフェ:海洋・気候調査の新技術」を開催しました。

講師は、生物海洋学者でタスマニア大学のPeter Strutton教授でした。レクチャーは英語で行っていただき、必要に応じて、理学研究科の安中さやか教授に通訳及び解説を入れていただきました。

海は、人間が排出した熱の93%、二酸化炭素の27%を吸収してくれています。 そのお陰で、地球温暖化の影響は、海がなかった場合に比べて、かなり小さく抑えられています。 しかし、海の温暖化と炭素吸収は、海洋の循環、化学、生態系を変えつつあります。 このサイエンスカフェでは、海洋が地球温暖化を抑制している仕組み、顕在化しつつある海の変化、そして、海の過去・現在・未来を知るための技術がわかりやすく紹介されました。

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    Peter Strutton氏
    (タスマニア大学 教授)

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    安中 さやか 氏
    (東北大学理学研究科 教授)

質疑応答では、たくさんの質問が飛び交い、熱心に議論する参加者の姿も見られました。
知のフォーラムでは、このような魅力あるイベントを今後も開催して参りたいと思っております。

たくさんのご参加ありがとうございました。

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    質疑応答の様子

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    会場風景