開催概要
近年、社会基盤としての科学技術のあり方として、「オープンサイエンス」の推進が求められています。そのような国の政策に沿って多くの資金提供機関も、資金源である納税者への説明責任の一環として、成果のオープン化を求めることが多くなっております。しかしながら、論文のオープンアクセス化という動きは、オープンサイエンスの大きな概念のうちのほんの一部でしかなく、特定の資金提供機関から資金提供を受けて研究を行うという現行の研究サイクルそのものから変えてしまう可能性をも秘めています。本講演では、 株式会社アラヤの濱田 太陽氏を講師にお招きし、「ブロックチェーン技術が拓くオープンサイエンスの未来 ~分散型サイエンスによるインセンティブ設計~」と題し、 一見研究の世界とは関係のなさそうなスマートコントラクトや非代替性トークン(NFT)などのブロックチェーン技術によって、研究者にオープンサイエンスを自ら推進していくインセンティブを与える、分散型サイエンスムーブメントと少し未来のアカデミアの話をご提供していただきます。
日時
2022年8月2日(火) 15:30 – 16:45 (日本時間)
会場
ハイブリッド開催
オンサイト:東北大学 片平キャンパス 知の館(TOKYO ELECTRON House of Creativity) 3階 講義室 [アクセス]
オンライン:zoom配信
※コロナ感染症による本学の危機管理体制の状況により、オンラインのみになる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
講演者
濱田 太陽 (株式会社アラヤ)
参加登録
定員:50名 (オンサイト)
登録締切: 2022年8月1日(月) 15:00 (日本時間)
参加申込は締め切りました。お申し込みありがとうございました。
プログラム
- 司会: 橋本 佑介 (東北大学)
- 15:30 – 15:35
- 開会挨拶
- 髙木 敏行 (東北大学)
- 15:35 – 16:45
- ブロックチェーン技術が拓くオープンサイエンスの未来 ~分散型サイエンスによるインセンティブ設計~
- 濱田 太陽 (株式会社アラヤ)
Video
ポスター
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共催
東北大学サイバーサイエンスセンター
東北大学附属図書館
東北大学産学連携機構
お問い合わせ先
Email: tfc_rdx★grp.tohoku.ac.jp【★を@に変更してください】