現在、脱炭素社会の実現へと産業界が大きく動き出しています。鍵を握るのは、DX (デジタル・トランスフォーメーション) です。本学では、デジタル・マニュファクチャリングや、それに対応した生産システム改革に向けた技術開発を進めており、金属材料研究所千葉晶彦研究室では、従来技術を凌ぐ画期的なD–PREP技術の開発に成功しました。こうした次世代技術が、DX製造革命をもたらすと期待されています。そこで、本フォーラムでは、D–PREP技術の紹介と今後の展望、各企業の3D積層造形の現状と展望等についてご講演いただき、DX製造で日本が世界をリードするための方策を議論します。

ポスターイメージ
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日時 2021年3月29日(月) 13:00–17:20
場所 オンライン (Zoom Webinar)
配信元 東北大学 研究推進支援機構 知の創出センター
内容

[開会挨拶] 青木孝文 (東北大学 理事・副学長 (企画戦略総括担当・プロボスト・CDO))
[来賓挨拶]
谷 浩 (経済産業省製造産業局 素形材産業室 室長)
堤 秀介 (東京エレクトロン株式会社 常務執行役員)

[講演1]「金属系ものづくりにおける3D積層造形技術への期待」
古原 忠 (東北大学金属材料研究所 所長 教授)

[講演2]「D-PREP技術の概要、今後の展開」
千葉 晶彦 (東北大学金属材料研究所 教授)

[講演3]「金属AM活用の新潮流、課題と挑戦」
日下 良太 (日本積層造形株式会社 代表取締役社長)

[講演4]「開発プロセス高度化に向けたDX活用」
撫佐 昭裕 (日本電気株式会社 (NEC) 第一官公ソリューション事業部 主席システム主幹)

[講演5]「AM技術による航空宇宙部品の量産化に向けて〜後加工と評価技術の現状と課題〜」
佐藤 隆史 (株式会社IHI 技術開発本部・技術基盤センター・素形材グループ 主任研究員)

[講演6]「スマート製造に役立つ金属積層造形技術」
田澤 豊彦 (日本電子株式会社 取締役兼専務執行役員)

[講演7]「半導体製造装置開発における積層造形技術への期待」
永関 一也 (東京エレクトロン宮城株式会社 シニアフェロー)

[講演8]「3D積層造形技術の新規樹脂製造機械部品への展開」
小岩 哲也 (株式会社日本製鋼所 広島製作所 樹脂製造機械設計グループ グループマネージャー)
植田 直樹 (株式会社日本製鋼所 広島製作所 技術開発部)

[講演9]「サイバーフィジカルシステム / デジタルツインを活用したスマート製造エコシステム構築による新産業革命(Society 5.0)の実現」
安井 公治 (三菱電機株式会社 FAシステム事業本部 産業メカトロニクス事業部 主席技監)

[パネル討論・会場からの質疑応答]
司会進行:安井 公治 (三菱電機株式会社)

[閉会挨拶] 小谷 元子 (東北大学 理事・副学長 (研究担当)、研究推進・支援機構 知の創出センター センター長)

申込 必要 (参加無料 先着順 定員500名)
申込締切:2021年3月26日(金)10:00

参加登録された方には、当日のZoom URLをお送りいたします。
ポスター ダウンロード [PDF]
主催 東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター
後援 東北大学 金属材料研究所
東北大学 オープンイノベーション戦略機構
東北大学 研究推進・支援機構URAセンター
お問合せ 東北大学研究推進・支援機構知の創出センター (担当:房木・古賀)
Email:tfc_webinar3★grp.tohoku.ac.jp【★を@に変更してください】

参加申込は締め切りました。お申し込みありがとうございました。

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※「知のフォーラム」とは、ノーベル賞受賞者など世界の第一級研究者と若手研究者や学生が日常的かつ機動的に柔軟な議論を行うことを通じて、人類共通の課題の解決に挑戦し、将来のグローバル・リーダーを養成するなど、国際的な頭脳循環のハブとして「知の飛躍」を創出する環境を醸成し、研究力強化を図る訪問滞在型研究プログラムです。

公式サイト(英語): www.tfc.tohoku.ac.jp