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重力波の存在についてアルバート・アインシュタインがその存在を予言してから、100年後にカリフォルニア工科大学のBarry C. Barish教授ほかの研究者により初観測が成功し、 その貢献が認められ、2017年ノーベル物理学賞が受賞されました。
今回、Barish教授を迎えて重力波の発見が今後の天文学や物理学にどのような進展をもたらすかを語っていただきます。 本学名誉教授 山本均氏 (バレンシア大学客員教授) には、Barish教授の研究の紹介とともに、その科学的背景の簡単な説明をお願いしております。

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講演概要

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講演1「天文学と物理学 – Barish教授の経歴」

山本 均(バレンシア大学客員教授 / 東北大学名誉教授)

Barry Barish教授は2017年に重力波の観測でノーベル賞を受賞したが、その経歴は高エネルギー加速器を使った素粒子物理学、ニュートリノ観測、 そしてもちろん重力波観測と非常に幅広い。それらの科学的意義の簡単な導入とともにBarish教授が携わった数々の実験を振り返る。


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講演2「アインシュタインから重力波へ」

Barry C. Barish (カリフォルニア工科大学名誉教授 / カリフォルニア大学リバーサイド校教授)

重力波の発見は、アルバート・アインシュタインによって予言されてから 100 年後の 2016 年に、レーザー干渉計重力波天文台 (LIGO) によって行われました。 最初の検出は、21 乗の 10 分の 1 未満の時空の歪みを観測する前例のない感度での 2つのブラック ホールの衝突でした。 この発見の2年後、高エネルギーガンマ線の観測と同時に、2つの中性子星の衝突による重力波が観測されました。 この観測により、マルチメッセンジャー天文学というエキサイティングな新しい分野が開かれました。 物理学、検出器、科学について説明します。

日時2023年3月6日(月) 16:00 – 18:00
会場
  • 仙台国際センター [アクセス]
  • オンライン配信
※ 講演は同時通訳(日・英)で行います。
定員会場 200名 / オンライン 300名
申込必要 (参加無料)
※登録された方には3月1日までにご連絡を差し上げます。
参加申込は締め切りました。お申し込みありがとうございました。
申込締切 2023年2月25日(土) 17:00 (日本時間)
プログラム
司会藤村 由紀子 (バイリンガルMC・日英ナレーター)
16:00–16:05開会挨拶
大野 英男 (東北大学総長)
16:05–16:10開会挨拶
長久保 達也 (東京エレクトロン株式会社 専務執行役員)[キャンセル]
布川 好一 (東京エレクトロン株式会社 取締役)
16:10–16:30講演1「天文学と物理学 – Barish教授の経歴」
山本 均 (バレンシア大学客員教授 / 東北大学名誉教授)
  English   日本語  資料
16:35–17:20講演2「アインシュタインから重力波へ」
Barry C. Barish (カリフォルニア工科大学名誉教授 / カリフォルニア大学リバーサイド校教授)
  English   日本語  資料
17:25–17:55Barish教授と学生の対話 Q&A
モデレータ:佐貫 智行 (東北大学大学院理学研究科准教授)
17:55閉会
ポスターダウンロード [PDF]
主催 • 東北大学 研究推進・支援機構知の創出センター
• 東京エレクトロン株式会社
共催• 東北大学宇宙創成物理学国際共同大学院
後援• 読売新聞東北統括本部
お問合せ東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター 担当:前田
Email: tfc_webinar2★grp.tohoku.ac.jp (★を@に変更してください)
リンク イベントページ(英語サイト)
参加申込は締め切りました。お申し込みありがとうございました。

注意事項 ※必ずお読みください

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  • 貴重品等はご自身で管理をお願いいたします。
  • ご入場は先着順となります。
  • 会場の駐車場は確保されておりませんので、公共交通機関のご利用をお願いします。

※「知のフォーラム」とは、ノーベル賞受賞者など世界の第一級研究者と若手研究者や学生が日常的かつ機動的に柔軟な議論を行うことを通じて、 人類共通の課題の解決に挑戦し、将来のグローバル・リーダーを養成するなど、国際的な頭脳循環のハブとして「知の飛躍」を創出する環境を醸成し、 研究力強化を図る訪問滞在型研究プログラムです。
www.tfc.tohoku.ac.jp