知の創出センターでは、2023年度未来社会デザインプログラムとして、 「どうすれば日本の民主主義のデジタル化は進むのか—制度・意識・技術の視点から考えるデジタル・デモクラシーに向けての環境整備」 (メイン・オーガナイザー: 河村 和徳 情報科学研究科 准教授) を採択しました。 本プログラムは、日本の民主主義のデジタル化を抑制している要因について、制度、意識、技術の3点から模索するものです。
その一環として、「日韓地域情報化研究フォーラム in 東北大学」を、以下の日時および会場にて開催し、 地方政治におけるデジタル技術の社会実装の課題と可能性を検討します。日本では、厳しい財政環境やマンパワー不足、デジタル・ディバイドなど、さまざまな事情により、 地方の政治・行政のデジタル化が非常に遅れているのが現状です。この点で対照的なのは、 デジタル先進国である韓国の状況です。そこで、本フォーラムでは、韓国から地域情報化の研究者をお招きし、韓国における地域情報化事情や、 デジタル化を推進できる背景について報告して頂いたうえで、日本における地域情報化について議論します。
プログラム
14:00–14:15 | 開会挨拶 加藤 寧 (東北大学大学院 情報科学研究科 研究科長) バン ミンソク (韓国地域情報学会会長 / 檀国大学校) 園部 昌也 (NECネッツエスアイ) |
---|---|
セッション1 | 韓国における地域情報化 |
14:15–15:15 |
韓国における地域情報化に関する報告 ファン ソンス (嶺南大学校) ソン ソクヒョン (安東大学校) |
15:15–15:45 | ディスカッション 河村 和徳 (東北大学) 湯淺 墾道 (明治大学) |
セッション2 | 日本の政治・行政におけるデジタル活用 |
16:00–16:15 | 地方議会のデジタル化について 下田 正幸 (全国都道府県議会議長会) |
16:15–16:30 | 地方行政のデジタル化について 井島 慎一 (会津若松市) |
16:30–16:45 | 地方自治体の災害に対するデジタル対応について 石渡 祥嗣 (NECネッツエスアイ) |
16:45–17:00 | つくば市スーパーシティ特区における取り組みについて 市ノ澤 充 (株式会社スパイラル・VOTE FORカンパニー) |
17:00–17:45 | ディスカッション ソン ウクジュン (ソウル科学技術大学校) イ ジャソン (昌原市政研究院) |
17:45 | 閉会 |
18:30–20:30 | 意見交換会 (片平キャンパス) |
開催概要
日時 | 2024年2月6日(火) 14:00–17:45 | ||||
---|---|---|---|---|---|
会場 | 東北大学大学院 情報科学研究科 情報科学研究科教育研究棟2階 大講義室 (青葉山キャンパス) 仙台市青葉区荒巻字青葉6–3–09 [アクセス] | ||||
言語 | 日本語 ※ 韓国語の報告には、高選圭・大邱大学招聘教授による通訳がつきます。 | ||||
定員 | 100名 (先着) | ||||
申込 | 必要 (参加費無料) | ||||
申込方法 | 締め切りました。お申込みありがとうございました。 | ||||
申込締切 | 2024年2月5日(月) 17:00 | ||||
主催 |
共催 |
| お問合せ先 |
東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター 担当:古賀 | Email: takao.koga.a2★grp.tohoku.ac.jp 【★を@に変更してください】 |
注意事項 ※必ずお読みください
オンサイト参加の免責事項
- 講演会の録音・録画、写真撮影等の行為は禁止とさせていただきます。
- 主催者側が開催記録のために写真の撮影を行います。その際、ご参加いただいた方が写り込む場合がありますので予めご了承ください。
- 場内外で発生した事故・盗難等について主催者側は一切責任を負いません。貴重品等はご自身で管理をお願いいたします。
- ご入場は先着順となります。
- 会場の駐車場は確保されておりませんので、公共交通機関のご利用をお願いします。
※「知のフォーラム」とは、ノーベル賞受賞者など世界の第一級研究者と若手研究者や学生が日常的かつ
機動的に柔軟な議論を行うことを通じて、
人類共通の課題の解決に挑戦し、将来のグローバル・リーダーを養成するなど、
国際的な頭脳循環のハブとして「知の飛躍」を創出する環境を醸成し、
研究力強化を図る訪問滞在型研究プログラムです。
www.tfc.tohoku.ac.jp