社会のあり方や個人のワークライフバランスが見直される中、これからの時代の中心的な考え方として注目されているのが「ウェルビーイング」です。 「Well–being (ウェルビーイング)」という単語は、WHO (世界保健機関) の健康の定義で使われたのがきっかけとなり広まりました。 1946年に定められた世界保健機関 (WHO) 憲章によれば、 健康とは「肉体的にも精神的にも、そして社会的にも完全に満たされた (=Well–being)状態」のこととされています。 身体だけではなく、心のあり様や社会のあり方も含めて健やかであることです。 今、まさに超高齢化が進み世界一の長寿社会を迎えた日本では、年齢を問わず、全ての人が活躍できる場所や、安心して暮らせる社会をつくることが大きな課題となっています。

今回の特別講演会は、「幸福学」を提唱して、 ウェルビーイング研究・教育での日本の第一人者である前野隆司慶応義塾大学教授・武蔵野大学ウェルビーイング学部長と 脳科学×最先端テクノロジー・ウェルビーイング研究を進められている細田千尋東北大学加齢医学研究所准教授に、 これから求められる働き方、生き方についてご講演をいただきます。

ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

image

開催概要

日時2025年2月2日(日) 14:00–16:30
会場
  • 東北大学片平キャンパス 知の館 (TOKYO ELECTRON House of Creativity) [アクセス]
  • オンライン
講師

直江 清隆
(東北大学大学院文学研究科 教授)

細田 千尋
(東北大学大学院情報科学研究科/加齢医学研究所 准教授)

前野 隆司
(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授/武蔵野大学ウェルビーイング学部 学部長)

参加費無料
参加登録
申込締切:2025年1月24日(金) 17:00 → 2025年1月30日(木) 15:00
※締切りを延長いたしました!
※申し込みいただいた方には後日オンライン視聴情報をお送りいたします。
お申し込みは締め切りました。ご応募ありがとうございました。

プログラム

司会進行塩崎 裕美 (東北大大学院薬学究科 博士課程/東北大学サイエンス・アンバサダー)
14:00–14:05開会挨拶
杉本亜砂子 (東北大学副学長・理事 (研究担当))、東北大学知の創出センター長)
14:05–14:20講演1「未来社会を考える TEL協働プログラムでの未来社会デザイン塾の目指すもの」
直江 清隆 (東北大学大学院文学研究科 教授)
14:20–15:10講演2「すべての人の働きやすさと子供の健全な育ちのための未来社会デザイン」
細田 千尋 (東北大学大学院情報科学研究科/加齢医学研究所 准教授)
 資料
 
【アブストラクト】 ウェルビーイングについて、その定義を改めて見直した上で、近年の研究が示すウェルビーイングの効用やその実現法について、紹介する。 また、東北大学細田研究室で行われているウェルビーイング向上のための取り組みとその成果についても紹介する。
15:10–16:00講演3「ウェルビーイング〜幸せに働き、幸せに生きるために〜」
前野 隆司 (慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授/武蔵野大学ウェルビーイング学部 学部長)
 資料
16:00–16:25質疑討論
16:25–16:30閉会挨拶
荻野 裕史 (東京エレクトロン株式会社)
主催 東京エレクトロン株式会社
東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター
後援 一般財団法人三菱みらい育成財団
協力 東北大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン (DEI)推進センター
東北大学加齢医学研究所
お問合せ先東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター「未来社会デザイン塾」事務局
Email: tfc_mirai★grp.tohoku.ac.jp【★を@に変更してください】

注意事項 ※必ずお読みください

オンライン参加の免責事項

  • パソコンやアプリケーション等の使用方法・操作方法については、本イベントではサポートできません。
  • 回線、機器の状況によっては通信が不安定になる場合や、それを原因とした映像等の不具合が発生したりする可能性があります。
  • 視聴用URLのSNS等の投稿による拡散や、メール等による他者への転送は禁止とさせていただきます。

オンサイト参加の免責事項

  • 講演会の録音・録画、写真撮影等の行為は禁止とさせていただきます。
  • 主催者側が開催記録のために写真の撮影を行います。その際、ご参加いただいた方が写り込む場合がありますので予めご了承ください。
  • 場内外で発生した事故・盗難等について主催者側は一切責任を負いません。貴重品等はご自身で管理をお願いいたします。
  • ご入場は先着順となります。
  • 会場の駐車場は確保されておりませんので、公共交通機関のご利用をお願いします。

※「知のフォーラム」とは、ノーベル賞受賞者など世界の第一級研究者と若手研究者や学生が日常的かつ 機動的に柔軟な議論を行うことを通じて、 人類共通の課題の解決に挑戦し、将来のグローバル・リーダーを養成するなど、 国際的な頭脳循環のハブとして「知の飛躍」を創出する環境を醸成し、 研究力強化を図る訪問滞在型研究プログラムです。
www.tfc.tohoku.ac.jp