大規模な組み合わせ最適化の問題は、防災、金融、ロジスティクス・交通、医学、バイオインフォマティクスなど、さまざまな最先端分野でますます重要になってきています。
しかし、これらの大規模な問題に対処するためには膨大な計算能力が必要です。そのため、そうした膨大な計算を処理するための効率的な方法が現在求められています。
最近、この点で注目されているのが、量子アニーリング (英: quantum annealing、略称: QA) です。QAを用いると、量子現象によってソリューションを超並列方式で検索できるようになります。
しかし、現実世界のシステムにこれを応用して大規模な計算を可能にするためには、従来のスーパーコンピューターと組み合わせる必要があります。
そこで、本プログラムでは、多くの分野の研究者および学生にお集まりいただき、量子コンピューティングと従来のコンピューティングとを組み合わせ、さまざまな問題の解決に取り組みます。
2021年3月8日
プレイベント: 実世界を最適化するための量子コンピューティングおよび量子に着想を得た計算手法
2021年5月–7月
量子アニーリングを利用した組合せ最適化問題の解法に関するワークショップ・チュートリアル
2021年12月
量子アニーリングソリューションコンテスト
2023年2月16日
量子アニーリングに基づく高性能コンピューティングに関するシンポジウム
2022年9月–11月
Quantum Computing for You (QC4U)
2023年3月28日
Quantum meeting for you of 1st season
2023年1月–3月
量子コンピューティング公開伴走型生配信授業 Quantum Annealing for You 2nd Party! (QA4U2)
橋本 浩一 東北大学 大学院情報科学研究科 システム情報科学専攻 教授
張山 昌論 東北大学 大学院情報科学研究科 情報基礎科学専攻 教授
小林 広明 東北大学 大学院情報科学研究科 情報基礎科学専攻 教授
大関 真之 東北大学 大学院情報科学研究科 情報基礎科学専攻 教授
東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター
東北大学 大学院情報科学研究科