シリーズ趣旨

AI (人工知能) は近年、社会課題の解決手段として注目を集める一方で、材料科学、生命科学、言語学、宇宙科学など、学術研究そのものの在り方を変革する基盤技術としても急速に浸透しています。
本セミナーの目的は、科学的知見を深化させる「新たな探究の基盤」としてAIを捉え直すことにあります。具体的には、さまざまな研究分野で行われている研究を、科学的推論を自律化させるAIそのものの研究、シミュレーションや解析を加速する科学のためのAI研究、そしてそれらを材料開発や創薬といった実社会の課題解決に繋げる応用のためのAI研究という三つの視点から紹介するものです。領域横断的な議論を通じて、AIが切り拓く次世代のパラダイムシフトと、持続可能な社会への貢献可能性を明らかにするとともに、AIが研究者の思考や探索をどのように拡張しているのかを議論します。

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第4回セミナー

今回は英語による講演となります。
This lecture will be given in English.

For the English page, please click here.

日時 2026年10月26日 (月) 14:00–15:00
会場 東北大学片平キャンパス知の館 (TOKYO ELECTRON House of Creativity) [アクセス] / オンライン
定員 現地参加:80名 オンライン参加:150名
申込 申込フォーム
申込締切 2026年10月19日 (月) 17:00
*登録をされた方には10月22日 (木) をめどにご連絡を差し上げます。
講演者 Hao Li (東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー/東北大学材料科学高等研究所 教授)

スケジュール

司会 司会:マーク ハンゼン (東北大学 リサーチ・マネージメントセンター)
14:00–15:00 AIが切り拓く材料開発革命 ― 自律型ラボが創る未来
Hao Li (東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー/東北大学材料科学高等研究所 教授)
講演アブストラクト:
本講演では、人工知能(AI)を活用してこれまでにないスピードで新しい材料を発見・開発する、新しいシステムをご紹介します。従来、新材料の開発は人間の試行錯誤に大きく頼っており、膨大な時間と労力がかかるプロセスでした。この新しいプラットフォームは、以下の主要な技術を組み合わせることで、完全自動化された「スマートな循環システム(スマート・ループ)」を作り出します。
  • 膨大なデータセットとAI:過去の研究データを分析し、最適な組み合わせを予測。
  • 物理理論に基づくモデル:AIの予測を現実の科学的根拠(物理法則)に基づいて補強。
  • 自動化ラボシステム:ロボット技術を使い、材料の配合から検証までを自動で実施。
これらのステップを絶え間なく回し続けることで、単なる「生のデータ」を「実用化に向けたテストが可能な有望な候補」へとスピーディーに変化させます。このアプローチは、電気自動車(EV)のバッテリー、クリーンな水素の貯蔵技術、高効率な触媒などの技術革新を後押しし、データ駆動型テクノロジーの未来に向けた確実なロードマップを提供します。

※セミナー終了後、現地参加者と講演者との懇談会を、知の館1階ラウンジにて開催いたします。
講演では聞ききれなかったことや、研究・技術開発に関する率直な意見交換をしていただける貴重な機会です。異なる分野の研究者や参加者との交流を通じて、新たな視点やアイデアを得ていただける場にもなれば幸いです。 どうぞお気軽にご参加ください。
ポスター ダウンロード [PDF]
レポート 5月21日 第1回セミナー
7月21日 第2回セミナー
主催
  • 東京エレクトロン株式会社
  • 東北大学研究推進・支援機構 知の創出センター
  • 東北大学研究推進・支援機構 リサーチ・マネージメントセンター
運営
  • 荻野 裕史 (東京エレクトロン株式会社)
  • 吉脇 理雄 (東北大学 知の創出センター)
  • マーク ハンゼン (東北大学 リサーチ・マネージメントセンター)
  • 菅原 良 (東北大学 リサーチ・マネージメントセンター)
  • 川崎 能彦 (東北大学 リサーチ・マネージメントセンター)
  • 前田 吉昭 (東北大学 知の創出センター)
問合せ先 Email: tfc_se★grp.tohoku.ac.jp【★を@に変更してください】
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注意事項 ※必ずお読みください

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  • 主催者側が開催記録のために写真の撮影を行います。その際、ご参加いただいた方が写り込む場合がありますので予めご了承ください。
  • 場内外で発生した事故・盗難等について主催者側は一切責任を負いません。貴重品等はご自身で管理をお願いいたします。
  • ご入場は先着順となります。
  • 会場の駐車場は確保されておりませんので、公共交通機関のご利用をお願いします。

※「知のフォーラム」とは、ノーベル賞受賞者など世界の第一級研究者と若手研究者や学生が日常的かつ 機動的に柔軟な議論を行うことを通じて、 人類共通の課題の解決に挑戦し、将来のグローバル・リーダーを養成するなど、 国際的な頭脳循環のハブとして「知の飛躍」を創出する環境を醸成し、 研究力強化を図る訪問滞在型研究プログラムです。
www.tfc.tohoku.ac.jp