因果とは何か—哲学・数学・物理から考える
開催概要
本シンポジウムでは、哲学・数学・物理学の観点から「因果とは何か」という問題について検討し、因果についての理論的な理解を深めることを目指す。 なお、このシンポジウムは因果発見技術の基礎概念と実問題への応用例の両面からアプローチするプログラム「Discovery Intelligence Challenge 2024」の一部として行うものであり、 因果発見を社会の実問題へ応用する取り組みを紹介するシンポジウム (2月21日、英語) “Causalities in Our Complex World” と相互に補完する企画となっている。
日時
2024年2月19日 (月)10:20 – 17:30
会場
ハイブリッド
- オンサイト
東北大学片平キャンパス 知の館 (TOKYO ELECTRON House of Creativity) 3階 講義室 [アクセス]
定員: 60名 (定員になり次第締め切ります) - オンライン
ZOOM Webinar
定員: 200名
※ 異なる分野の皆さまが顔を合わせて意見交換できるよい機会になるかと思いますので、コミュニケーション活性化のため、オンサイトでのご参加を歓迎いたします。
使用言語
日本語
講演者
浅川芳直 (東北大学大学院 文学研究科)
大塚 淳 (京都大学大学院 文学研究科)
大森 仁 (東北大学大学院 情報科学研究科)
小澤 知己 (東北大学 材料科学高等研究所 (WPI–AIMR))
清水 昌平 (滋賀大学 データサイエンス学系)
原 塑 (東北大学大学院 文学研究科)
横山 啓太 (東北大学大学院 理学研究科)
申込フォーム
登録締切:2024年2月16日(金) 10:00
締め切りました。お申込みありがとうございました。
プログラム
- 10:20 – 10:30
- 開会挨拶・取組紹介
- 水藤 寛 (東北大学 数理科学共創社会センター / 材料科学高等研究所 (WPI–AIMR))
- 10:30 – 11:00
- 哲学における因果論:イントロダクション
- 浅川 芳直 (東北大学大学院 文学研究科)
- 11:00 – 11:30
- 物理学における因果律概念:物理学史からの概観
- 小澤 知己 (東北大学 材料科学高等研究所(WPI–AIMR))
- 11:30 – 13:00
- 昼休み
- 13:00 – 13:40
- 可能世界意味論による因果の形式化の概観
- 大森 仁 (東北大学大学院 情報科学研究科)
- 13:40 – 14:20
- 様々な「因果」を数理論理の視点から考えてみる
- 横山 啓太 (東北大学大学院 理学研究科)
- 14:20 – 14:50
- 休憩
- 14:50 – 15:30
- 因果性:関係かプロセスか?
- 大塚 淳 (京都大学大学院 文学研究科)
- 15:30 – 16:10
- システムの挙動を理解するー因果と機能
- 原 塑 (東北大学大学院 文学研究科)
- 16:10 – 16:40
- 休憩
- 16:40 – 17:20
- 統計的因果探索の方法
- 清水 昌平 (滋賀大学 データサイエンス学系)
- 17:20 – 17:30
- 閉会挨拶
- 樋口 博之 (富士通株式会社 人工知能研究所)
- 18:00 – 20:00
- 懇親会
ポスター
- ダウンロード [PDF]
主催
お問い合わせ先
東北大学 研究推進・支援機構 知の創出センター (担当:古賀)
Email: discovery_intelligence_challenge★grp.tohoku.ac.jp 【★を@に変更してください】